群馬 桐生の自然学校 21年の活動実績と5万7千人以上の参加者

サケの稚魚放流と川辺のゴミ拾い活動~「わたらせ川の環境保全・保護活動」

今日は7期目の「わたらせ川の環境保全・保護活動」~サケの稚魚放流と川辺のゴミ拾い活動を開催しました。

7シーズン目となる今期は「エフピコ環境基金」のご支援を頂いて実施致します。

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開会式

群馬県の「新型コロナウィルス感染症」独自の警戒度が【4】を示しているため、今回はプログラムを短縮して活動を実施致しました。

※サケの稚魚飼育に必要不可欠となる水温(18℃未満)維持が今後に時期では困難になるため稚魚放流のみを実施。

サケの飼育期間中もオンラインにてご指導頂きました、両毛漁業協同組合の中島さんよりご挨拶頂きました。

 

開会式後に2ヶ月半、各家庭で育てたサケの稚魚達を

それぞれ見せあい

自分の家庭で育てた稚魚と

「大きさ」や「色」などの違いを確認しあいました。

 

その後

稚魚を持って川辺へ移動

放流前にしっかりと水温調整をしました。

 

飼育していたサケの稚魚たちはおおよそ、10℃~15℃の水温の水槽で飼育されていました。

今日の渡良瀬川の水温が5℃前後

 

いきなり放流してしまうと、すぐに死んでしまうため

時間をかけて川の水温にサケの稚魚をならして行きます。

 

水温合わせをしている時間

サケの飼育をしている期間中の疑問や質問など

参加者の皆さんからしてもらい

中島さんにお答え頂きました!

 

20分ほど時間をかけて水温が川の水にちかくなったら放流

2ヶ月半、育てた稚魚たち

それぞれ家族が思いおもいに

声をかけて放流

大きくなって、また帰ってきてね~

 

本来であればこの後にゴミ拾い活動を行うのですが今回はコロナ警戒度が高いために中止。

保護者の皆さんがアンケートを入力して頂いている間に子ども達は

「サケの一生」の紙芝居を観てもらい、稚魚たちが、どの様な旅をして海に降り、またこの川に戻って来るのか?を学習しました。

 

閉会式

11月中旬より始まった「わたらせ川の環境保全・保護活動」全3日程の活動もこれをもって無事終了。

今期はコロナ禍という、いつもとは違った環境下で開催致しましたが、当初より予定していた参加者を大幅に超えるお申込みを頂き、予定枠を倍にし実施致しました。

※定員を超えた多くの皆さんをお断り致しました。

 

また、何年も続けてご参加頂いている方も多く、着実に河川流域市民の皆さんの「自然環境保全・保護」に対する意識が高くなって来ていることを実感しています。

来期も「わたらせ川の環境保全・保護活動」を実施致しますので、ぜひ、ご参加ください。

 

最後に事業実施に辺り、関係者・関係機関の皆様にはご支援・ご協力を頂きありがとうございました。