【設立25周年を迎えて】自然体験と共に歩んだ27年と、これからの未来
「好きな自然体験を仕事にして、飯を食う」
そう心に決めて走り出し、気づけば28年という月日が流れていました。国立青少年教育施設での勤務を経て、自らチャウス自然体験学校を立ち上げ、おかげさまで設立25周年という大きな節目を迎えようとしています。
この四半世紀、私は常に現場に立ち続けてきました。春、夏、冬休みの長期休みに実施するキャンプや、未就学児の向けの初めての自然体験活動、米作りや野菜作りをテーマにした通年型のキャンプなど数多く提供してまいりました。大自然の中で子どもたちが見せる、あの「目がキラリと輝く瞬間」に何度救われ、情熱をもらってきたか分かりません。また、小さい頃、参加した子ども達がいつの間にかリーダーとして協力し、今は子を育てる保護者として関わっていただき、長い月日が流れたことも実感しています。
25周年という節目に立ち、一度足を止めてこれまでの活動を「棚卸し」し、未来への展望を言葉にすべき時が来たと感じ、このブログ(コラム)を始めることにしました。
「一生に一度」の機会を届ける責任
私たちが提供している自然体験は、参加する子どもたちにとって、もしかしたら「一生に一度、ふるさとの自然を心から認識する機会」になるかもしれません。今の日本において、子どもたちが日常的に自然に触れ、火や刃物などをを扱い、仲間と協力して困難を乗り越える場は、驚くほど少なくなっています。

自然体験は筋書きのないドラマ
だからこそ、私たちは単なる「楽しいキャンプ」を提供しているのではありません。野外教育、環境教育、そして冒険教育。これらを掛け合わせ、困難に直面した時に自ら考え、行動できる「生きる力」を育む場を作ってきました。近年では、SDGs(持続可能な開発目標)やESD(持続可能な開発のための教育)、防災教育といった視点からも、人財育成の重要性を強く感じています。
5人の父として、一人の自然体験指導者として
私生活では、双子を含む5人の子どもを育てる父親でもあります。日々、賑やか(というより戦場のような)家庭の中で、親としての葛藤や喜びをリアルに感じています。

中学生~幼児の5人の子育て
自然体験指導者として「教育」を語る一方で、親として「子育て」に直面する。自然体験が子どもたちの情緒にどう影響するのか、そして親としてどう見守るべきか。現場での28年と、家庭での父親として14年の経験は、私にとってかけがえのない財産です。
これからの25年へ向けて
ブログのタイトルに「コラム」と冠したのは、単なる活動報告に留めたくないからです。
これからは、現場で培った知恵、自然教育の専門知識、そして5人の子育てから学んだヒントを、惜しみなく発信していきたいと考えています。それは、25年間支えてくださった地域や保護者の皆様への恩返しであり、これからの未来を創る子どもたちへの「種まき」でもあります。
「自然の中で人は育つ」「人と人とのふれあいで人は強く育つ」

13泊14日の長期アドベンチャーキャンプは毎日がドラマ
この確信を胸に、次の四半世紀に向けて、まずはこの場所から言葉を綴っていきます。
チャウス自然体験学校の新たな挑戦、そして私の「棚卸し」の旅にお付き合いいただければ幸いです。