エフピコ環境基金 助成事業「わたらせ川の環境保全・保護活動」
渡良瀬川流域をゴミ拾い(清掃ボランティア)をしながら、「ふるさとの川に戻ってくる、サケの遡上を観察」したり、「サケの卵を各家庭に配布し、稚魚になるまで育て」「育てたサケの稚魚を自らの手で放流」などを行います。数年後に放流したサケが帰ってくる「わたらせ川」を守る、環境保全・保護活動です。
プログラムのねらい
群馬県、栃木県の県境を流れる渡良瀬川は利根川水系の最大級の支流。古くは日本で最初の公害事件「足尾鉱毒事件」が起こり、下流域の農業被害をもたらした。現在は、流域住民(約150万人)の水道水や農業用水として利用されているが、渡良瀬川に貴重なサケが遡上して来ていることはあまり知られていません。
普段、何気なく使っている飲料水は「渡良瀬川の豊かな自然を守るコト(環境保全・保護活動)」で成り立っているコトを理解し、私達の日常生活(暮らし)で出来る環境保全・保護活動は何か?を学習します。
掲載準備中です。
年間スケジュール
NO | 期日 | 申込状況 | プログラム名 |
---|---|---|---|
1 | 11月12日(土) | ✕ | サケの遡上観察と川辺のゴミ拾い【午前の部】 |
2 | 11月12日(土) | ✕ | サケの遡上観察と川辺のゴミ拾い【午後の部】 |
3 | 12月3日(土) | ✕ | サケの卵の配布とゴミ拾い【午前の部】 |
4 | 12月3日(土) | ✕ | サケの卵の配布とゴミ拾い【午後の部】 |
5 | 2023年2月25日(土) | ✕ | サケの稚魚放流と川辺のゴミ拾い【午前の部】 |
6 | 2023年2月25日(土) | ✕ | サケの稚魚放流と川辺のゴミ拾い【午後の部】 |
申込状況印説明:
◎=定員までまだ余裕があります。
△=定員までもう少しです(5~8名)
▲=定員まで残りわずかです(2~3名)。
×=定員に達しました。
-=受付を終了しました。
※なお、締切日を過ぎても定員に達しない場合には定員になるまで募集を受付ます。また、定員に達した場合、キャンセル待ちは受付ておりません。
概要※予定
- 期日:上記、年間スケジュール
- 会場:桐生市 松原橋公園(群馬県桐生市)
- 参加対象者:年中(5歳児)~小学校6年生の子どもがいる親子
- 定員:各回35組70名 ※先着順
- 締切:各開催日の1週前の金曜日又は定員になり次第締切
- 参加費:1人/100円/各回(教材費、傷害保険料として)
- 主な活動:サケの遡上観察、サケの卵の配布、サケの稚魚放流、ゴミ拾い、わたらせ川の環境学習 他
日程 | 主なプログラム |
---|---|
日帰り | 集合・受付 開校式・オリエンテーション 各回のテーマ毎のプログラム・環境学習 ふりかえり・閉校式・解散 |
※天候やその他の事情により、予告なく日程を変更又は中止する場合がありますので、予めご了承ください。
集合・解散※予定
- 【場所】
- 桐生市 松原橋公園(群馬県桐生市広沢町6丁目)
- 【時間】
- 集合:午前の部:9:00(受付時間:8:50~9:05)
- 午後の部:13:30(受付時間:13:20~13:35)
解散:午前の部:12:00※予定 - 午後の部:16:30 ※予定
お申込完了後にお送りする、「最終のご案内」で最終的な時間・場所をご案内致します。
持ち物など※予定
現段階で必要と思われる持ち物をご案内します。
- 【活動で必要な物】
- □軍手
□水筒(温かい飲み物)
□ハンドタオル
□替え用の靴下(場合によっては衣類の着替え) - □防寒対策(帽子、手袋、マフラーなど万全の防寒対策をお願い致します)
- □リュック(ゴミ拾いの時に荷物が入り、両手が空くように)
□長靴(ゴミ拾い活動時や放流時に履きます。必ずご持参ください) - □ゴミ拾い用トング(ある方はご持参ください)
- □手指消毒剤(普段、使用しているものがある方はご用意ください。こちらでも用意はしております)
□筆記用具(鉛筆と消しゴムがあればよいです)
- 【服装】
- □動きやすい服装(屋外での活動になりますので、汚れては困る服やスカートなどはさけてください。また、北風が吹くと非常に寒くなりますので万全の防寒対策をお願い致します)
□履きなれた運動靴又は長靴(出来るだけ新しい靴はさけてください)
□マスク着用(汚れたときなどの替えもご用意ください) - 【サケの卵の持ち帰り時に必要なモノ】
- □保冷BOX(卵を容器に入れて受け渡します。卵は温度変化に弱いです。大きさは350ml缶が6本入る程度の大きさで十分です。保冷剤があればご持参ください)
- □保冷BOX又はバケツ(稚魚を保冷BOX又はバケツに入れて放流場所までお持ちください。直接容器には入れずにゴミ袋などの袋をかぶせてから飼育していた水槽の水ごと入れると良い。また、必ず酸素の出る石などを入れてから、稚魚は移動してください。)
□酸素の出る石またはエアレーション
【サケの稚魚の放流時に必要なモノ】
お申込完了後にお送りする、「最終のご案内」で最終的な持ち物をご案内致します
スタッフからのおすすめポイント
2014年から始まった渡良瀬川の環境保全・保護活動は今期で9期目を迎えます。これまで8年間で41回の活動を通じて、1,867名の方々が参加され、渡良瀬川の自然環境を守ろうと清掃活動を行い、約1,205kgのゴミを拾い集めました。また、プログラムのメインとも言える「サケの卵を育て~稚魚に育てる」活動では毎年、多くの方々が生命の尊さに感動し、サケの稚魚の飼育を通じて身近な暮らしの中で出来る、環境保全・保護活動を実践されています。今年は特に新型コロナウィルスの影響もあり、コロナ禍のお家時間で「親子で環境学習」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ディレクター
加藤 正幸
参加者の声
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- 小6男児の保護者
- 近所の川にこれだけのサケが遡上しているコトを知りませんでした。また、自分達の普段のなにげない生活の中の行動が、身のまわりの自然と密接につながっている事に気づけました。
- リーダー かとQ
- 日常生活で川を渡る機会が多いとは思いますが、意外と川の中まで見ることや触れ合う機会がありませんよね。そんな身近な川にはたくさんの生き物が生息して、実はそのどれもが、すごく貴重な生き物で=自然豊かな場所に住んでいる私達も少なからずとも、恩恵をうけています。いつまでもその恩恵が受けられる様に、出来ることを出来る範囲で構わないので、一緒にやっていきましょう!
-
- 小4女児の保護者
- 2ヶ月半、サケの稚魚を育ててすごく感動しました。飼育・放流というのも初めての体験で、毎日の生活に潤いと張りが出たと思います。このような機会を与えてくださり、スタッフの皆様、有難うございました。
- リーダー きたまり
- ご参加頂きましてありがとうございました。サケの飼育は子育てに通じるモノがありますよね。1匹1匹、個性があって、どの子も可愛かったですね♪放流して今頃は遠くの海で過ごしているでしょうか?3~5年後、この子達が戻って来れるきれいな川を一緒に守っていきましょう!
-
- 小3男児
- 初めてサケをそだててすごくうれしかったです。ほうりゅうしたちぎょが元気に大きくそだって、4年後に渡良瀬川にたくさんもどってきてほしいです。
- リーダー かとQ
- サケの飼育が楽しかったようで良かったです。3~5年後、このサケが戻ってこれるように川遊びに行った時にはゴミ拾い活動をしてくださいね。
-
- 小3女児
- サケの育て方は少しむずかしかったけど、どんどんせいちょうしていくすがたを見るのはとても楽しかったです。ゴミ拾いをして、なぜゴミが多いこともわかったので、ゴミ拾いをしていこうと思いました。また参加したいです。ありがとうございました。
- リーダー かとQ
- サケの飼育が大変だったかな?その分、かわいいサケたちとのお別れも寂しかったですね。また、ゴミが中々減らないコトもどうにかしなくちゃいけませんね。私達大人もしっかり考えます!今度はヤマメも育ててみてくださいね!
①近年サケの遡上が激減し、昨年度はサケの遡上確認、サケの有精卵を配布「卵の孵化~飼育体験」をすることが出来ませんでした。昨年は代替の活動として、渡良瀬川に棲息しているヤマメの放流活動を実施致しました。今季も現時点(10月上旬)では既にサケの遡上が始まっている、カムチャッカ・北海道周辺ではほぼ例年並みの遡上数になっているとのことですが、近年の地球規模の気候変動による影響で、予断を許さない状況です。このことから、プログラム内容が変更される可能性があることをご理解の上、お申込頂けますようお願い致します。
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