群馬 桐生の自然学校 21年の活動実績と5万7千人以上の参加者

イワナの卵の直まき放流と環境学習~わたらせ川の環境保全・保護活動~

エフピコ環境基金 助成事業「わたらせ川の環境保全・保護活動」
わたらせ川の環境保全・保護活動はこれまで、渡良瀬川流域をゴミ拾い(清掃ボランティア)をしながら、「サケの遡上を観察」「サケ・ヤマメの卵を各家庭に配布し、稚魚になるまで育て」「育てた稚魚を自らの手で放流」などを行って参りました。
今回はこれまで実施してきた活動の地域発展型プログラムで「イワナの卵の直まき放流」を行います。実際に川の中に入って「産卵床を造って卵を放流」します。また「その魚が生息する環境はどのような環境なのか?」「魚が生息する環境をどのように守っていったら良いか」など体験を通じて考え、学習します。

プログラムのねらい

群馬県、栃木県の県境を流れる渡良瀬川は利根川水系の最大級の支流。古くは日本で最初の公害事件「足尾鉱毒事件」が起こり、下流域の農業被害をもたらした。現在は、流域住民(約150万人)の水道水や農業用水として利用されているが、渡良瀬川に貴重なサケが遡上して来ていることはあまり知られていません。
普段、何気なく使っている飲料水は「渡良瀬川の豊かな自然を守るコト(環境保全・保護活動)」で成り立っているコトを理解し、私達の日常生活(暮らし)で出来る環境保全・保護活動は何か?を学習します。
今回は、渡良瀬川に流れ込む支流の一つ、桐生川の源流域に生息する「イワナ」をテーマに、「源流域の生き物の生息環境を知る」ことや、様々な魚の「放流方法」を、体験しながら学びます。

年間スケジュール

◆申込受付開始◆ 【年間会員の方】2022年12月5日~ 【非会員の方】2022年12月5日~

NO 期日 申込状況 プログラム名
1 12月24日(土) イワナの卵の直まき放流と環境学習

申込状況印説明:
◎=定員までまだ余裕があります。
△=定員までもう少しです(5~8名)
▲=定員まで残りわずかです(2~3名)。
×=定員に達しました。
-=受付を終了しました。
※なお、締切日を過ぎても定員に達しない場合には定員になるまで募集を受付ます。また、定員に達した場合、キャンセル待ちは受付ておりません。

概要※予定

  • 期日:2022年12月24日(土)【日帰り】
  • 会場:桐生川源流域(渡良瀬川支流)と、桐生市 青少年野外活動センター(群馬県桐生市)
  • 参加対象者:小学校1年生~小学校6年生のお子さんとその保護者で、活動に興味・関心のある方
  • 定員:15組30名 ※先着順 ▲直まき放流=川の中に入って放流を行いますので、お子様1人に対して1人の保護者様の付き添い(一緒に体験)が必要となります。
  • 締切:2022年12月16日(金)又は定員になり次第締切
  • 参加費:100円/1名(大人・子ども)《傷害保険料などとして》
  • 主な活動:イワナの直まき放流、川の源流域の環境学習 他
日程 主なプログラム
日帰り 集合・受付(9時)
開校式・オリエンテーション
イワナの直まき放流とゴミ拾い活動
※会場移動(車で各自)
川の源流域の環境学習
ふりかえり・閉校式・解散(12時)

※天候やその他の事情により、予告なく日程を変更又は中止する場合がありますので、予めご了承ください。

集合・解散※予定

【集合】
【場所】
 桐生川源流域(群馬県桐生市梅田町石鴨地区)
 ※源流域のため、携帯電話が繋がらない場所がありますのでご注意ください。また、山間部は路面の凍結箇所や、積雪などの場合もありますので、必ず冬用タイヤでお越しください。
【時間】
 集合:9:00(受付時間:8:50~9:05)
【解散】
【場所】
 桐生市青少年野外活動センター(群馬県桐生市梅田町2-708)
【時間】
 解散:12:00※予定

お申込完了後にお送りする、「最終のご案内」で最終的な時間・場所をご案内致します。

持ち物など※予定

現段階で必要と思われる持ち物をご案内します。

【活動で必要な物】
□水筒(温かい飲み物)
着替えなど(衣類の着替え)※必要に応じて
□防寒対策できるもの(帽子、手袋など)
□リュック(荷物の移動時にあると便利です。河原を歩きますので、両手が空くように)
□手指消毒剤(普段、使用しているものがある方はご用意ください。こちらでも用意はしております)
□筆記用具(鉛筆と消しゴムがあればよいです)
□上履きまたはスリッパ(野外活動センターの施設内で使用します)
□ビニール袋(濡れたモノや汚れたモノを持ち帰るのにあると便利です)
【服装】
□動きやすい服装(川の中に入って直まき放流を行います。がさばる服装は×出来る限り動きやすく防寒もできる服装でお越しください)
□マスク着用(汚れたときなどの替えもご用意ください)
【直まき放流の時に必要なモノ】
□長靴(川の中に入って直まき放流を行います。出来る限り丈の長い長靴を準備してください)
□防水タイプの手袋(川の中の石や砂利などを動かします。源流域の水はとても冷たいですので、手袋を着用して活動を行って頂きます)
□着替えなど(川の中に誤って落水、濡れてしまう場合もあります。心配な方は着替えをご用意ください)
【その他】
□時間に余裕をもってお越しください(会場は源流域(山間部)となりますので、携帯電が繋がらない場所があります。また、気象状況によっては路面の凍結、積雪がある場合があります。
□車は冬用タイヤ必須(会場は源流域(山間部)となります。気象状況によっては路面の凍結、積雪がある場合があります)

お申込完了後にお送りする、「最終のご案内」で最終的な持ち物をご案内致します

スタッフからのおすすめポイント

2014年から始まった渡良瀬川の環境保全・保護活動は今期で9期目を迎えます。これまで8年間で41回の活動を通じて、1,867名の方々が参加され、渡良瀬川の自然環境を守ろうと清掃活動を行い、約1,205kgのゴミを拾い集めました。また、このプログラムのこれまで実施してきた「サケ・ヤマメの稚魚飼育~放流」「ゴミ拾い」活動の地域発展型プログラムです。源流域にしか生息しない「イワナの卵」の放流を行います。また、これまでのサケやヤマメの生息や環境の違いなどの「環境学習」を行います。

ディレクター
加藤 正幸

参加者の声

  • 小4男児の保護者
    子どもも大人も一緒になって楽しめました。また「直まき放流」という方法があることを知って、とても勉強になりました。ありがとうございました。
    リーダー かとQ
    親子で楽しんでいただけた様で良かったです。一言で「放流」といってもいろいろな方法があり、私達も学ぶことの多い事業です。これからも、川に親しみをもっていただけるとありがたいです♬
  • 小3女児の保護者
    川にはいろいろな生き物がいるのが「当たり前」と思っていましたが、地球規模の環境変化などで自然環境が変わっていることや、研究結果などから様々な方法の「放流」があることを知りました。また、当たり前と思っていた「自然」を守っている人達がいることを改めて知りました。良い機会に参加できた良かったです。
    リーダー きたまり
    ご参加頂きましてありがとうございました。身近にある「自然」が当たり前でなく、守っている人もいることを知って頂けてよかっです。これを機会にぜひ川に出かけて楽しんでくださいね!
  • 小1男児
    卵がちいさくてかわいかったです。魚がおおきくなった頃にまた、川あそびにきたいです!
    リーダー かとQ
    放流した卵が生まれて、こんど遊びにくるころまでには大きくなっていると良いね。その為にも、ゴミ拾いや、川の水がよごれないようにやってみましょうね♪
  • 小5女児
    たくさんの魚が生まれて川の中を泳げるように、石の積み方がむずかしかったです。水がおもったいじょうにつめたくてビックリしました。
    リーダー かとQ
    川の源流の水はとても冷たかったね。こんな場所でも魚が暮らしていけるように、私達もゴミが出ないような工夫や、水が汚れない工夫をしていきましょうね!

プログラムの質の向上を図るため、昨年度までに全日程(サケの遡上観察・サケ又はヤマメ卵の配布・稚魚放流)ご参加頂いた方又は、ピストン釣り教室にご参加頂いた方を優先して受付致します。予めご了承ください。

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