群馬 桐生の自然学校 22年の活動実績と5万7千人以上の参加者

ヤマメの卵の直まき放流~「わたらせ川の環境保全・保護活動」

今期で11期目を迎える「わたらせ川の環境保全・保護活動」。

11シーズン目となる今期も昨年度から引き続き「エフピコ環境基金」よりご支援を頂いて実施致します。

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今日は「ヤマメの卵の直まき放流」を開催しました。

 

開校式

これまでの開催してきた「ヤマメの卵~稚魚になるまで育て~放流」を体験されたご家族の皆さんにご参加頂きました。

「わたらせ川の環境保全・保護活動」の取組をアドバイスしてくださる両毛漁業協同組合 組合長の中島さんよりご挨拶頂きました。

 

先ず最初に

様々な魚を増やす方法があることや、直まき放流の手順などについて説明を受け

放流する川辺へ移動

ヤマメが実際に産卵する川の流れや川底の状況、礫(石)の大きさなどを解説していただいたら

それぞれ別れて作業開始!

川底の石をどかし、ならし・・・

ヤマメの発眼卵を川底へ「直まき」できる特製の筒状の道具を水の中に入れて、周りをどけた石で囲います。

その後、ヤマメの発眼卵を筒の中に流しこみ、川底へ「直まき」します。

しばらくしてから、筒状の道具を引き抜きながら、どけた石を「直まき」した卵の上に蓋をして、最後に石の隙間から卵が流れ出てないか確認したら完成!

 

その後も

色々な場所に発眼卵を「直まき放流」

長靴の中に冷た~い水が入ってしまっても^^;

約2,500粒のヤマメの発眼卵を放流しました!\(^o^)/

 

放流を終え

以前の「直まき放流後の水中の様子」の動画を視聴。春先には放流した発眼卵から稚魚が育ち、元気に泳ぐ様子がみれるでしょうか?楽しみです♪
閉校式終了後
 

今回「直まき放流」した発眼卵と同じ、「ヤマメの卵」を配布。それぞれのご家庭で飼育、川に放流した発眼卵を想像しながら育てていただきます!