群馬 桐生の自然学校 21年の活動実績と5万7千人以上の参加者

2022年度 スタッフ宿泊研修①

今日、明日と1泊2日で約3年ぶりに宿泊型のスタッフ研修を行っています。

新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、この間はオンライン中心による研修と、スタッフの個別形式の実技(救命法など)の研修を実施してきましたが、ようやく新型コロナウィルス感染者数が落ち着いてきたこともあり宿泊型の研修を再開しました!

今回は子ども対象の宿泊キャンプ運営の確認も兼ねて実施。子ども宿泊キャンプと同様の流れで研修を行います。

 

最初は

仲間づくりのゲーム

子どもたちと同様に

楽しむ!

楽しい体験から

意義や意図を理解していくと同時に

今期、新たにスタッフになった人達ととも交流

久々のスタッフ同士、直接対面での交流。最初は緊張した面持ちのスタッフもいましたが、緊張が解れてきたようです!

 

 

次にアウトドアクッキング

普段は子どもたちの指導に周りサポートをし続けますが、今回は自分たちで作って食べます!「もちろん美味しく出来て当然ですよね^^;」

お米をとぐ係

野菜を切る係

火を起こす係

子どもたちと同様に進めて行きながら、一つひとつ手順を確認

いつもは経験値の高いリーダーがやってしまうことも「手を出さない」「出来る限り考えさせる」

お米が炊きあがるタイミングは・・・「眼で観て」「耳で聴いて」「匂いを嗅いで」「肌で感じて」最後は「味わって」。五感をフル活用してご飯を炊きます!

そんなアウトドアクッキング。みんなで作ったら、やっぱりオイシイよね♪

子どもたちが苦労して作るご飯。失敗しても「オイシイ」ってなぜ言うのか? 初心者リーダーは少し判ったかな?

子どもキャンプで大人気のカレーライス。

スタンダードなアウトドアクッキングはありますが、指導スキルを身につけるまでは実に時間がかかる、メニューでもあります。

 

夜は・・・

天候が不安定なため、残念ながら室内でキャンドルファイヤー

子どもたちに大人気のネタ♪や、古くから伝わるスタンツまで体験しました\(^o^)/\(^o^)/

夜話は、これまでのチャウス自然体験学校の20年と、コロナ明けのこれからの私達、チャウス自然体験学校の社会的使命を確認・・・

 

 

 

2日目

朝のつどい

 朝のつどいの進め方や健康チェックの取り方の確認をして

 

朝食づくり

これまた子どもたちの体験キャンプでスタンダードになりつつある

カートンドック

具材の乗せる順番や

牛乳パックの燃え具合を確認

男子チームは朝からカートンドック3本!! やっぱり男子大学生は大食いだね(^o^)

 

その後、施設内の清掃や点検等の確認

公共施設(青少年教育施設)を利用させて頂いている私たちは

「来たときよりも美しく」を合言葉に、子どもたちにも協力してもらいながら、スタッフもダブルチェックをして気持ちより利用させてもらっています。

 

午前中は

ネイチャークラフト作り

春に実施したデイキャンプでは紐を結ぶことの出来ないお子さんがいるなど

自分で作ることはもちろんですが

子どもたちにどの様に教えていけばいいか?

考えながらクラフトを作りました。

 

また、木の板で

ニックネームを描いて名札を作り

道具の特性や整理・整頓等の仕方なども確認しました。

 

午後からは

チームビルドゲーム体験

スタッフ同士、どうやって協力しあってチームを創っていくか

コミュニケーションの取り方やPOINTなどを

実際の活動を通じて

体験、理解していきました。

 

また、様々な課題解決ゲームも

体験して

今後は子どもたちへどう指導して行くか?などを考えていきました。

 

ふりかえり

2日間の活動を通じてそれぞれ感じたことをシェア(共有)。

 

改めて「体験活動の大切さ」「対面で行うコミュニケーションに勝るものはない」ことを痛感しました。

まだまだ、コロナ感染予防を強いられている職種のスタッフもいるために、全スタッフが参加できなかったのが残念でしたが、段階的に対面・宿泊型のスタッフ研修を再開して、「スタッフの指導資質の向上」とコロナ禍で失われた「体験活動」を多くの子どもへ提供できればと考えております。