群馬 桐生の自然学校 21年の活動実績と5万7千人以上の参加者

チャウスはたけの楽校~親子特別編「野菜の収穫と生ごみコンポストづくり」

今日はチャウスはたけの楽校~親子特別編として「野菜の収穫と生ごみコンポストづくり」を開催しました。

この事業は関東地方ESD活動支援センター主催による『ESD for 2030学び合いプロジェクト~「自然体験を通じて、生活に関わるSDGsを学ぶ」』の実践事業の一環(第4回目)として「畑での野菜の収穫と簡易式生ゴミコンポストの製作」体験を行います。

 

運営スタッフによるミーティング

今回は関東地方ESD活動支援センターの職員の皆さんを始め、このプロジェクトに参画している皆様や、筑波大学附属坂戸高等学校の生徒さんなど多くの皆様にお越し頂きました。

 

 

開会式・オリエンテーション

このプロジェクトの説明やコロナウィルス感染防止のオリエンテーションを行ったり

関係者の皆さんのご紹介をしました。

 

まず最初に畑に出てサツマイモの収穫をします。

いつも「はたけの楽校」でお世話になっているmori-bejiの森さんより

サツマイモの掘り方を教わり

親子に別れて収穫

ビックリするくらいツルが伸びていてサツマイモの実を探すのに一苦労(^_^;)

ヨイショ!ヨイッショッ!きょうだいで力を合わせてツルを引っこ抜きます(^_^;)

親子で力を合わせて丁寧に掘っていくと

細実・少量でしたが、収穫をすることができました。

ここでmori-beji森さんよりサツマイモが少量、細身になってしまった原因について解説して頂きました。

 

収穫したサツマイモと

今回は人数が多いため予め用意しておいたサツマイモを

ダッチオーブンに

隙間なく入れて

焼き芋を焼いていきます。

 

その間・・・

筑波大学附属坂戸高等学校の生徒の皆さん手作りによる紙芝居「さつまーもの夢」を見ました。

野菜が実をつけるには、太陽、水、肥料が必要なことや家庭から出る生ゴミが肥料になること

そこには微生物の力があることなど、子どもたちでも理解できる様に、可愛いキャラクターで解りやすい紙芝居でした♪

その後、畑の隅にある自然堆肥場と

生ゴミ処理機を見学

実際に微生物の力で生ゴミの消えて無くなって行く様子を確認して頂きました。

1ヶ月前、1週間前、3日前のそれぞれに生ゴミを入れた状況も実際に土を掘り返して確認して頂いたり

1ヶ月前に入れった生ゴミは形が無くなり、匂いも消えて処理が進んでいることも確認をしました。

また、ご家庭でも設置可能なプランターで出来る生ごみ処理機や

フエルト製のおしゃれで室内設置出来る生ゴミ処理機など様々な大きさの生ゴミ処理機を実際に観たり

家庭でも簡単に生ゴミ処理が始められるよう

ペットボトルを活用した

簡易式の生ゴミ処理機を製作

カッターで2Lサイズのペットボトルをカットして容器の中に黒土を入れて完成!

ペットボトルであれば、生ゴミの処理具合も外から覗いて観察することが出来るので、生ゴミ処理機を「導入してみたい」「体験してみたい」方にはお手軽に出来るのでオススメです!

その他に、少し生ゴミの容量を入れられるように、フエルト製の容器も特別に用意してお持ち帰り頂きました。

 

紙芝居を観たり、生ごみ処理機などの製作を終えることには

火にかけておいたダッチオーブンの焼き芋も

出来上がり\(^o^)/

あま~い香りのする焼き芋と

忙しい農家方々などが、仕事の合間に簡単に食べられる様にと・・・生まれた郷土料理「すいとん」を

皆さんで頂きました。また、プロジェクトの参加者の方より差し入れでリンゴも頂きました(*^^*) ごちそうさまでした♪

 

みんなで畑で取れたサツマイモと郷土料理「すいとん」を

味わったら・・・家族でふりかえり

今日の体験から「コンポストの役割、種類の豊富さを身をもって体験できた」「家庭でのたい肥づくりにチャレンジ」・・・

「自分たちが捨てていたゴミが、土にかえるなんてすごいと思った」「食べ物を残さないようにしたいと思った」などの感想がありました。

 

 

運営スタッフによるふりかえりミーティング

今回の『ESD for 2030学び合いプロジェクト~「自然体験を通じて、生活に関わるSDGsを学ぶ」』の運営のために、多くの皆さんに携わって頂きました。改めて御礼申し上げます。

 

また、筑波大学附属坂戸高等学校の皆さんが制作した紙芝居は、今後の「チャウスはたけの楽校」で活用してもらえればと、寄贈していただきました。ありがとうございましたm(_ _)m

 

今後は、チャウスはたけの楽校~親子特別編として定期的に「生ごみコンポストづくり」を実践し、普及・啓発に取り組んで参りたいと思います。